SSO(シングルサインオン)とは
SSO(シングルサインオン)とは「シングル」と「サインオン」を組み合わせた造語です。
一度システム利用開始のユーザーログインを行うと、複数のシステムを利用する際にその都度認証を行わずに済ませる仕組みのことです。
IDやパスワードが増えると様々なクラウド型のサービスが普及し便利になります。
しかし一方でサービスやアプリを利用する際に、その都度ログインの手間がかかって業務効率が低下してしまいます。
また膨大な数であるがゆえに覚えきれず、何かにメモしたことによって、または同じパスワードの使いまわしをしていることによって情報が漏洩してしまうリスクもあります。
さらにはパスワード管理用の業務アプリやシステムを管理する、社内のIT系部門やシステム部門への負担が増大してしまいます。
SSO(シングルサインオン)を用いればIDやパスワードを一つ使用するだけなので、ログインに手間がかかったり業務効率が低下したりはしません。
また覚えるべきものが一つに絞られると、何かにメモしたことによって、または一つのものを使いまわしたことによる情報漏洩やその拡大のリスクが抑えられます。
管理用のシステムを新たに構築したりヘルプ用の人員を増やしたりする必要もなくなるので、他の業務にリソースやコストを振り分けることも可能になります。
これらのことを可能にするのが、フェデレーション方式や代理認証方式です。
トラストログインのようなブラウザ拡張機能と連携させ、その機能がログインしたIDやパスワードを他のログインフォームで代理入力する仕組みです。